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「夏休みも、もう終わりだね」by月とキャベツ

「花火の夏休みも、もうすぐ終わるんだね」

私の夏休みも、明日で終わりです。正確に言えば、10月の2日までありますが・・・気分的には「明日で最後」という感覚です。

夏休みも終わりかー、とぼんやり考えていたら、フッと「月とキャベツ」のことが思い浮かんだので、今日はそれについての雑記です。


山崎まさよしが初主演した映画(10年くらい前だっけ?)『月とキャベツ』。

「宇宙のひみつは ちみつな はちみつ」

この謎々のような、早口言葉のようなフレーズが印象に残っている人も多いかもしれません。


すごくシンプルな映画なんですが、ちょっと淋しくなってしまう映画でした。
ちょうど映画の中の季節が夏の終わり頃(たぶん8月下旬~9月頃?)なので、今の季節とかぶっている感じがします。


スランプに陥って山にひきこもっている花火と、花火の1ファンとして花火の住む家に居着いた女の子、ヒバナ。
なんとなく人を毛嫌いしている(信頼できない人には心を開かないのかな? 不器用なだけの青年という印象もありますが)ような印象の花火。最初は、いきなりあらわれた少女ヒバナに冷たく当たっていましたが(そりゃそうだろう)、次第に花火はヒバナに惹かれていくわけです。

いつ頃から惹かれはじめたのだろう、と思いながら観ているんですが、一緒に暮らし始めた最初の頃は恐らくヒバナのひたむきさというか、温かさが花火にとって、心地いいものになっていたのだろうと思います。

映画の中盤過ぎあたりで、キャベツ畑で雨に打たれ逃げ出したヒバナを花火が追いかけるシーンがありましたが、あのときの花火にとって、ヒバナは「放っておけない存在」「なくてはならない存在」に変化していたのではないか。そしてそれを、花火自身が自覚し、正面から受け止めようとし始めたのではないか・・・そう思いました。


結局ヒバナは事故でこの世を去っていた子だったのですが、それを最初に知ったのは花火の理解者であり、友人でもある理人(りひと)でした。彼はヒバナに「できることなら、花火の側にずっといてやって欲しい」と言いますが、ヒバナは「夏休みは、ずっと続かないから」といい、婉曲的に拒否しています。
 感覚としては、ヒバナは花火が曲を作ることができる時まで、曲を作り始めるまでの間だけ、一緒にいることができたのかな、と思うわけですが、それ以上にヒバナは「花火のことが好きだからこそ、別れないといけない」と考えたのではないだろうか、とも考えることができます。
 
花火はヒバナが去ってしまったシーンの後で、夕暮れの空に向かってハーモニカ(ブルースハープかも)で鳥の鳴き声をまねて吹いていましたが、あれはきっとヒバナがキャベツの葉っぱを揺らして「鳥の羽ばたく音みたい」と言っていたことに対するオマージュであり、去っていってしまったヒバナに対して、自由に羽ばたく鳥の声を演じることで、(あたかも鳥が彼女のもとへ飛んでいくことができるように)彼女に思いを伝えていたのではないか、と思います。

シンプルで、よくある恋愛ドラマ。そう締めくくるのは簡単なんですが、僕が何度も見てしまうのは、単純な構成の中に、いくつも心を動かされる画があるからなのだろうな、と思います。


これ書いてたら、また観たくなってきた・・・
私はあまり同じ映画を繰り返し見ない人なんですが(ジブリ作品はけっこう繰り返し見ているような気がします)、この映画と「ショーシャンクの空に」は、5回くらい繰り返して見ています。




明日、最後の夏休みは『月とキャベツ』を見て過ごすとしよう。
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ショーシャンクの空にショーシャンクの空に(''The Shawshank Redemption'')はスティーヴン・キング原作の「刑務所のリタ・ヘイワース」を1994年に映画化したもの。アカデミー賞7部門にノミネートされるも、同じくこの年に公開された映画「フォレスト・ガンプ/一期一会...
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